通常、臨床研究は文書もしくは口頭で説明を行い、被験者からの同意(インフォームド・コンセント)を得て行われます。

 しかし、臨床研究のうち、診療データ等の情報や余った検体のみを用いる研究については、国が定めた指針「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に基づき、対象となる被検者全員の方から個別に、同意を受けない場合があります。この場合、インフォームド・コンセントを省略する代わりに、研究情報をホームページなどで通知・公開し研究対象者等が拒否できる機会を保障することが必要とされ、このような手法を「オプトアウト」といいます。

 研究のために自身のデータが使用されることを望まれない方は、各研究の担当者までお知らせください。

  1. 研究科題名:脊椎外科疾患における診断・治療成績の包括的な他施設研究
  2. 目的:本研究は、治療者が日々の診療で経験する患者のデータを収集、解析することで、その病態と外科的介入も含めた治療効果について他覚所見及び患者立脚型評価の結果から理解し、患者に対してより良質な治療を提供するために、また新たな治療法立案のために、その知識の基盤を向上させることを目的とする。
  3. 公開文書:以下リンクよりダウンロード可能となっております。

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